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Case5:夏祭り |
いい具合にぶっ壊れて、訳わかんない話です。 書いてて自分でもどういう発想なんだか意味不明でしたが、心の間口を広くして読んでください。
東北地方のとある過疎の村。 人口300人程度の村で一時期問題になっていたのは、村民のうち約70人が暮らす山間の集落で、18年程前にとうとう最後の男性が亡くなったことだった。 それから10年後、都会に出ていた集落出身の女性が出産帰郷してからは、状況がガラリと変わり今やメディアの注目を集めている。 41人もの女性が、1人の少年と事実婚してるのだった。
「蓮くん、まだおねむ?」 「うん、でももう勃ってるわよ」 一見すると清楚な日本美人といった面立ちの女性同士の会話は、あけすけなものだった。 というのも、この過疎の集落ではほとんどが親戚で、少年の肉布団となっている女と、寝室に顔を出した女とは従姉妹同士なのだ。 「じゃあ起こすから仰向けにしてあげて」 「うん」 少年に組み敷かれた女はそっと体位を入れ替え、上になるとゆっくりと身体を離していった。 股間のものを引き抜く際、クチュッとかすかな湿り気を帯びた音がした。 「あら、したかった?」 「うふふっ、ちょっとね。でも昨日いっぱいしてもらったから」 女たちの間には嫉妬がかけらも感じられなかった。それもそのはずで、少年は集落の女たち全員に育てられた、息子のような弟のような、それでいて夫でもある存在なのだ。
後から訪れた女は膝立ちになって少年を跨ぐと、左手を彼の顔の横に突いて右手を朝勃ちに添えながらそっと腰を落としていく。 充分に奥まで少年を迎え入れると、両手を床に突き体重をかけすぎないよう、純粋に膣肉だけで朝勃ちをしごき始める。 「んっんっんっ」 下唇を噛んで声を殺しながら、尻を着かずに寸止めで腰を振る。 少年が3歳にして最初の処女肉を貫いて以来、家族として幾人もの女たちがその経験を共有してきた結果、声や腰をぶつけて起こしてしまうのではなく、純粋に肉棒だけを刺激し、強制的な夢精で目覚めさせるのが一番彼の寝起きが良いことがわかっていた。 「あああん」 少年の口から可愛らしい喘ぎが漏れるのと前後して、朝勃ちがヒクヒクと脈動する。 このご時世でも、おそらくはこの歳では日本で有数の処女を貫き、幾万回と女を抱いてきた経験豊富な彼も、朝のまどろみの中ではこらえることもできずにあっさりと逝ってしまった。
「はぁぁあ」 まだ目覚めないまま少年がため息をつくと、筋肉が弛緩していく。 ちょろちょろちょろ 膣内に収まったまま、まだ力を失っても居ない幼い朝勃ちが、お漏らしをはじめてしまった。 「やんっ」 言いつつも女は朝勃ちを引き抜いたりはしない。まだ精通も迎えていない幼子には、しばしばあることだった。 赤ん坊の頃から見守ってきた彼女たちは、口内にすらお漏らしされた経験が幾度もある。 病気にならないよう、あとで洗浄しなければならないが、この程度のことで今更驚いたり愛情が冷めるようなことは無いのだった。
「んん、雪絵さん、おはよう」 「おはよ、蓮くん。またお漏らししちゃったわよ」 言われて下半身を覗き見た少年は、あわてて応えた。 「ああっ! ごめんなさい」 「悪い子ね。お漏らししちゃったらどうするの?」 「・・・・・・お風呂で雪絵さんのまんまんを舐められるくらいキレイにするの」 「そうね。お風呂行きましょ」 平和な夏の朝の時間が、ゆったりと過ぎていった。
「蓮くん、今日は何の日だ?」 姉の梓が用意してくれた朝食を採りながら雪絵が問いかけた。 「なっんぐ。なんだっけ?」 口に入った食物をこぼしそうになりながら、少年が問い返す。 「ほーら、口の中に食べ物が入ってる時はしゃべっちゃダメでしょ」 年長者らしく梓がしつけに小言を言いながらも、はみ出した食物を舌を伸ばして舐めとり、そのまま唇を重ねていく。 「うむ・・・うん・・・ふあ」 長々としたディープキスを貪ると、もう一度言い聞かせる。 「わかった? 蓮くん」 「うん」 気持ちよさにあまり小言が頭に入っていない体で少年がうなずいた。 「・・・・・・姉さんそれ、しつけになってないし」 「いいんだもんねー。お風呂まで2人だけで入っちゃった雪の言うことなんて、聞かなくていいよね、蓮くん」 雪絵のもっともなツッコミだったが、あまり理論的ではなく良く解らないが、なんだか筋が通っていそうな反論で言い負かされるのが姉妹の常だった。 「もう。今日は夏祭りの日よ。杏香お姉ちゃんが蓮くんのお嫁さんになる日」
集落にまだ残ってる数少ない処女の1人が、姉妹の妹で東京の大学へ通う杏香だった。 都会で恋愛すれば別という建て前になってはいるが、今までも外へ出た女たちは、皆蓮の元へと帰ってきている。 唯一の男の子としてその成長を見守ってきた母性にも似た情愛は、多少離れていても冷めるものではない。 まして、杏香には姉たちと蓮しか知らない秘密があった。 1年半前、高校を卒業して集落を離れる直前、姉たちの手引きで蓮と一緒の夜を過ごしたことがあるのだ。処女こそ貫かれては居ないが、幼いものを口に含み、自身も3箇所の突起物を吸われたことのある仲。 その後も帰郷する度に逢瀬を重ね、離れているだけに想いを募らせてきた。 既に単位は充分な彼女は、ネット系の学生ベンチャーを立ち上げ、帰郷してもほとんど東京に出る必要がなくなっていた。 あとは、集落のしきたりに従って、夏の裸祭りの夜に彼と結ばれるだけだった。
夜。 かがり火の灯った神社の境内には、胸の下にだけ申し訳程度にさらしを巻いた裸の女たちと、同じ格好をして梓の膝の上で新妻を待つ蓮の姿があった。 女たちには酒がまわり、祭りの無礼講から「ご挨拶」と称して少年に擦り寄り、ご神木を口に含んでいく。 最初は口づけ程度だったものが、時が経つにつれて強烈なバキュームで吸い上げるものへと代わり、幾度と無く少年に快楽の頂点を極めさせていた。 今宵は新妻だけに権利があるため、下の口に夫を迎えられない女たちが、しゃぶりついては自分の手で慰めているのだった。 その様子を眺めて、とうとう女同士で慰めあう者も出始めた頃、参道から『えいえい』という黄色い掛け声が聞こえてきた。
なんとも淫猥な光景だった。 四肢を開ききり、神輿として担がれた杏香が鳥居をくぐると、その肢体がはっきりと見えてきた。 全身がテラテラと濡れ光っているのは、担ぎ手の女たちにねぶられた証だった。 祭りの興奮か、この日ばかりは少年を独占できる新妻への嫉妬か、幾本もの手が杏香の肌を撫で回し、揉みしだき、舌が這い、唇が吸い付く。 本来、真っ白な肌にはあちこちにキスマークが付き、蓮の知る限り淡いピンクだった乳首は、痛々しいほどに赤く充血していた。 毛をむしりとられたのか、無毛になった股間もまた赤いが、それ以上に開ききった陰唇が厚ぼったく腫れて見えるのは、誰かが新郎の前に吸い付いたに違いなかった。 杏香はヒクヒクと外側の柔肉さえも蠢かせながら、糸を引く白濁液を小さな穴から垂れ流させている。 既に逝きっぱなしの状態で彼の前に引き連れられて来たのだった。
迎える境内に居た女たちも、少年を神輿として担ぎ上げた。 その全身を、幾つもの手と舌が這い回り、今まで以上に激しく股間を吸いたてられる。 既に逝かされ過ぎた身体は限界を超え、少年の肉棒のヒクつきが止まらなくなってしまった。 まだ性の未分化な幼い肉体だからこそなのだろうが、女のように逝きっぱなしになってしまったのだった。 そして、異常な興奮状態の中でなんとか最後の理性を保っていた2人の姉の手伝いによって、杏香と蓮の生殖器が重なり合わさっていく。
プチッ 痛みはほとんどなかった。むしろ、既に逝きっぱなしの杏香の膣は、はじめての部分を刺激され、より高い感度の悦楽に目覚めてしまった。 「おおううあ、あれええんくうううん」 何とか名前らしきことを口にしたが、それ以上意味のある言葉を発するのは無理だった。 下から女たちが神輿の2人の腰を煽りはじめたからだった。 互いが腰を振りたてたとしても、男女2人だけでは決して不可能な激しい動きに、完全に2人の理性は消し飛んでしまった。 「おおうう」「ああああうあ、ふむん・・・ぷあ」 意味の無い絶叫を発し、口を吸われ、全身を舐めまわされて、股間は終わることのない快楽の坩堝に陥っている。 幾度か遠のきかけた意識も、激しい煽り腰によって揺り起こされ、安らかに終わることもできない。
ビュビュッビュビュビュッ ヒクつき続けた肉棒から、液体がほとばしった。 まだ精通を迎えていないはずの少年から滴るそれは、ほぼ粘性が無く、尿かそれに近い液体であるはずだ。 にも関わらず、肉棒の脈動に合わせて間歇し、新妻の膣を汚していく。 少年はそれに合わせて声を上げ、多量の汁を吐き出し続ける。 尿であれば、1回の容量は精液の10倍にもなる。 実際、蓮は長々と汁を射出し続ける。 ビュビュッビュビュッビュビュッ 「あああぁぁぁぁ」 射出するにつれて徐々に声のトーンが落ちていき、ついに声が途切れたとき、股間のものも液体の噴出を止めたのだった。 そして蓮少年は、グッタリと気を失ってしまった。 肉棒を引き抜かれると、子宮にまで至った蓮の体液が杏香の膣を逆流して噴き出した。 「うああああ」 女の身でありながら、ましてはじめての性交でありながら、液体を射出させる快楽を得た杏香もまた気を失ってしまっていた。
狂騒の祭りは終わった。 「杏ちゃんよかったね」 妹に添い寝し、その長い黒髪を撫でながら長女がささやいた。 家には戻らず、ひとまず社殿に布団を敷いてもらって、姉たちが蓮と杏香を見守っている。 「雪、蓮くんはどう?」 「うん、大丈夫そう。もう普通に寝てるだけ」 「よかった」 長女は、三姉妹が離れ離れになることなく、1人の夫と結ばれたことの幸せを噛み締める。 次女の様子をうかがうと、同じ想いの表情と出会い、見つめあう。 「「うふふ」」 どちらからともなく、2人は笑いあった。
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パラレル201X
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[ 2009/09/06(日) 21:13 ] |
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| # | 2010/08/01(日) 22:42
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