2ntブログ


おねショ
お姉さん×ショタの小説(SS)サイトです。ショタ攻め中心、ハーレム属性。
>> ホーム
>> RSS1.0
投票

カテゴリ

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




スポンサー広告
[ --/--/--(--) --:-- ]

どうして二人は素直にベッドへ行かないのか?
さやか&正樹です。


二人は繋がったまま転がるようにしてバスルームに入った。
つい先ほどまで気絶寸前になるほど惚けていた正樹を壁に寄りかからせると、さやかはシャワーを弱めのぬるま湯に調節し、汗を流す意味でも洗うために濡らす意味でもまずは彼の身体に湯を掛けていった。この場では当然の行為ではあるのだが、一方的にご奉仕するその様はもし他人が視ればなんだか風俗嬢じみてさえいるかもしれない。
当のさやかはそんな自分と主人との関係にすっかり酔っていたし、比較対象を持たない正樹は疑問さえ抱かずにただただ恋人の優しさだと思い込まされていた。
そんなさやかは、備え付けの無香料のボディーソープを手に取ると、そのまま素手で正樹の肩から腕、わき腹、胸とゆっくりと時間をかけて必要以上に撫で回しながら洗い、改めてシャワーをかけて泡を流していった。
その手管は優しくも淫靡さに満ち、やっぱりどこか風俗嬢じみていた。当然のことながらさやかにはそんな職歴は無いし、主人を喜ばせるために尽くした結果の現れにすぎないのだが、未だにオナニーすら知らない少年が初手からこんなご奉仕を受けていては、もう他の相手では満足できない躰になってしまうに違いない・・・・・・二人にとっては余計なお世話かもしれないが。
性器への直接的な刺激とは異なる心地よさに身を任せようやく放心から持ち直した正樹は、恋人の行状を真似てボディーソープを手のひらに貯めさやかの躰を洗い始めるのだった。

肩口から腕、わき腹を経由しそして乳房へ・・・・・・正樹の思惑としては、既にその感触も食感も「堪能した」と言って良いほど味わった部位。彼女の汗と己の唾液とで濡れ汚れたそれを洗い清める。ただそれだけのこと、であるはずだった。
ことさらに彼女が彼を立ててくれるがゆえに、本当はまだものなれない子供にもかかわらず、まるで自分が一人前の経験豊富な大人になったかのように錯覚してしまった部分もあったかもしれない。
しかし、ぬめる泡に化粧を施されたFカップの豊かな乳房は、大して永くもない彼のこれまでの人生経験において覚えの無い触感を返してきた。
確かにもう知っていたはずの柔らかさが、ぬるぬると滑って指間を逃れ改めて指の別の側面へとその存在を主張する。寸前まで人差し指と中指の間に屹立していた乳首が、コリコリした感触の航跡を手のひらに残しつつも捕まえようとする彼の意思を逃れて、今度はぬるりと中指と薬指の間へと顔をのぞかせたり。翻弄されつつも楽しげに正樹の手指は夢中で乳首を追いかけ、手のひら全体はたっぷりとした量感を湛える肉塊を滑りつつも揉みしだいた。
はぁぁ、はぁぁ、はぁぁ
知らず知らずのうちにまたしても興奮状態に陥っていく正樹。息は荒がり、さやかの胎内に納まったままの部位はより一層硬さを増していった。そして唐突に、
「うぅぅっ」
ピュルルッ、ピュルッ、ピュルッ、ピュルッ
すっかり生殖能力を失った透明な精漿だけが噴出される。その体液は粘度が低いだけに今までにも増して勢い込んで奥へ奥へと侵入したのだった。一方でさやかの胎内もまた先のオーガズムの影響でまだ興奮状態にあり、正樹では届かない正樹の愉悦には影響しない奥底の部分が、妊娠を促進する体機能の作用で膨らんで精子溜まりを作っていた。
奥にまで届いていないはずの正樹からの噴出が、膨らんだ膣奥を貫いて直に子宮口へと浴びせ掛けられた。

――あああっ、待ってぇぇー
さやかとしても油断していた中での、あまりに不意な射精。子宮口を直撃されたことでいくらかは反応できたものの、先ほど気絶寸前の正樹に折り重なりながら妄想していた“正樹が射精するたびに逝かされてしまう淫らな私”にまでは残念ながら届かなかった。
「ああぁぁん
ヒックヒックヒック
それでも少しばかり芝居がかった喘ぎ声を上げ、自ら膣筋を蠢かしヒクつかせてやる。
女が逝く、あるいは女を逝かせるということの意味を少年が正しく理解しているとは思えないが、昨晩から今までで既に二度も一緒に逝くという体験だけは先行している。
一時期流行った素人芸人もどきが口にしていた下品なギャグ、「イクときはイッショだよー」が一定の支持を得たのは、それが世の女性一般の願望を反映したものであるからだろう。男の場合は“先に”あるいは“何度も”相手を逝かせることに征服欲を満たすような精神的充足を見い出してしまうことも多いが、女性の場合は“一緒に”とか“分かち合う”とかがキーワードになることが多い。
その上で実は一緒に逝くと男も快楽が増す、ということを彼女は彼女なりに理解していた。
※忘れているかも知れませんが、さやかさんはここの読者です。

「あーん、素敵っ おっぱいでイカされちゃった
声高にそう言うとさやかは抱きすくめるように彼の細い躰に飛びつき、首を傾げてシャワーを調節する際にすすいでおいた口唇を正樹のそれへと重ねていった。
本当のところ今一歩どころか二歩三歩足りなかったのだが、従順で貞淑な妻としては主人に恥をかかせることなどできない。今は演技でごまかしてしまったが、いずれは彼の拙い愛撫で逝けるよう、彼だけに対して淫乱な躰に調教“される”ことを本気で願っているのだった。
ところで余談だが、さやか自身にとっては正樹の精を飲み下した残り香は不快ではなかった。それさえも愛情の証しと捉えてしまえる心理状況だからだ。それでもその愛の証しをあえてすすいだのは、こうしてふたたびキスした時に主人に不快な思いをさせないための良妻意識の賜物であった。

間に何度も交わり、互いに複数のオーガズムにも達した二人だったが、半日ぶりのキスは冷めたおざなりなものなどではなく、激しく情熱的だった。
舌と舌とが絡まり合い、互いの唾液を啜りあう。クチュクチュジュルジュルという水音の合間に、熱い吐息が漏れた。
「ぁはあぁぁっ、うむんんんっ」
またも正樹の興奮の度合いが昂まりはじめ、さやかの胎内に納まった部位が徐々に硬さと熱さを増していく。
そんな中、もう離さないとばかりに吸い付くように彼女の乳房をわし掴かんでいた少年の手が、押し込むように動いた。手の動きに合わせて圧される形でさやかが床に背を倒していくと、長く長く糸を引きながら唇が離れた。下半身が繋がったまま体位を変えると、二人の身長差もあって唇を重ね続けるのは難しい。
しかし正樹にとっては口寂しさほんのひと時のことだった。体勢が変わって眼前ふたたび現れた指間から飛び出した美味しい果実に考えるよりも早く喰い付き、ちゅうちゅうと音を鳴らしながら吸いたてたのだ。
一方のさやかは自ら唇を離したにも関わらず、あまりに寂しくなって口元に手をやると演歌の詞のように小指を噛んだ。心の底から大和撫子な私になりきっているようだった。
それにしても、もう何度も躰を重ねたはずなのに、二人の交わりの中で正樹が上になるのはこれが初めてだった。少年がそのことに気付いて居るかは微妙だが、さやかの方は大いに意識していた。従順な妻としては主人に責められるのが相応しい、と。
「っっきてぇぇん
堪えきれないとばかりに、しかし絶叫と呼ぶには甘すぎる響きをたたえた声音が、風呂場の壁に反響した。

ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、ぱちゅんっ!
水気を帯びたなんの工夫もない直線的な幼くも激しく拙速な腰使いは、だからこその情動と想いの丈とを届いていないはずのさやかの躰の芯にまで響かせた。
「ああん、ああっああぁっ」
直近の射精で一緒に逝ってあげられなかったことと、つい演技でごまかしてしまったことに対する自責のような想いが彼女をより一層昂らせた。まだ未発達で男性体型になりきっていない、恥骨のせり出した腰が女の急所に打ち付けられるのとあいまって、急激に躰が反応してしまう。
どこで仕込んだ思い込みか知らないが、彼女の理想は主人の精を浴びて逝かされる躰になってしまうことだった。
「うぅぅんっ、んンッッ!!」
それでもなんとかギリギリの理性で、心優しい主人にダメとかイヤといった否定的な言葉を浴びせるのだけは堪える。しかしそのせいで内に籠った熱が、彼女の望みを打ち破ってしまった。
「むぅん、んあああぁぁァアアッッ」
ビクンッビクンッ
ごまかしの演技で入り口の括約筋だけを開閉するのとは違う膣全体を震わせる大きな波に、否定の言葉を堪えていた唇は開ききり快楽と想いとは裏腹の結末に対する失望とが混じって、絶叫に近い声を挙げさせた。

だがしかし、そんな失意は一瞬で歓喜に代わった。
「むんーっ、んんんんーっ」
ピュルッピュピュッ、ヒクヒクヒクッ、ヒック、ヒック
彼を包み込む、今や彼だけのものになった場所が、彼自身が身を震わせるよりも遥かに力強く、吸い付くように引き込むようにわななく。
そんな事態を幼く未熟で経験不足なうえに、過敏で繊細な早漏チンポが堪えられる訳もなく。それどころかまだ射精を抑えた経験がないのだから、堪えかたを心得ているかさえあやしい。
いずれにせよ愛しい人の想いに応え、わずかに残っていた最期の精漿を吐き出し、さらには空になってなお喜びを伝えるためにその身を震わせ続けた。
失意のまま自分の躰だけを反応させてしまっていたさやかは、追いかけるように正樹も反応してくれたことを感じ取ると、感極まって涙を溢れさせてしまった。
ヒックヒック、ピクピクピクピク・・・ピクッ・・・
互いの不如意な反応が収まって落ち着いてくると、正樹の意識にスンスンとすすり泣くさやかの声が昇った。
「んああ、どっどうしたの?」
いかにも気弱そうな、それでいて心からの気遣いが感じ取れる声音で正樹が尋ねる。
「うんん、うれしいの」
さやかは知ってか知らずか、某風の谷のお姫様が清浄な地で涙した時と同じ答えを返したのだった。




深夜バス:完結 | トラックバック:0 | コメント:6
[ 2013/09/18(水) 08:20 ]

<<Case6:むきむき体操 | ホーム | 終章『性戦士よ永遠なれ・後編』>>

コメント
続き、待ってました!
さやか&正樹くんのお話もこれでついに終わりですかね?
URL | 名無しさん@ピンキー #- | 2013/10/03(木) 23:31 [ 編集 ]

Re: タイトルなし
>名無し様
このお名前ということは、エロパロ板からのお付き合いでしょうか?
長らく&何時もありがとうございます。

さて、この2人どうしましょうかね?
これ以上まだ読みたいという要望があるようであれば何とか搾り出しますけれども……
自分的には、この辺で「めでたし、めでたし」と〆ておいた方が良いような気もします。
リアルに考えれば、既に恋人同士になってしまった2人には楽しいことだけが待ってる訳じゃありませんから。
URL | おねショ #- | 2013/10/05(土) 07:31 [ 編集 ]

Re: Re: タイトルなし
例えば正樹の親バレとか、東京での互いの家の距離とか。
避妊する気が無さそうなさやかが妊娠したら、オナニーさえ知らないくせにセックス大好きな正樹は浮気しそうだとか。
URL | おねショ #- | 2013/10/05(土) 07:38 [ 編集 ]

そうですね~。じゃあこの2人のお話はこれで終わりですね!納得です。
URL | 名無しさん@ピンキー #- | 2013/10/06(日) 06:20 [ 編集 ]

あ、あと個人的なリクエストなんですが、もしよければ参考にして下さい!
「ド淫乱なショタコン女子大生がショタ小学生をペットにして変態プレイをしまくって調教する・・・」みたいなお話も見てみたいなぁと。。。
URL | 名無しさん@ピンキー #- | 2013/10/06(日) 06:28 [ 編集 ]

こんにちは!久しぶりにまた小説を読ませていただきましたが、やはりショタ受けは最高ですね。正樹くん、短期間のうちに射精しまくってますね~(笑)。ショタコンさやかお姉さんの発情っぷりもたまりません。さやかさんの変態ぶりに負けないくらい、Hに対してしだいに積極的になっていくショタ正樹くんがかわいくてかわいくて・・・。ショタ受け最高です。
URL | 名無しさん@ピンキー #- | 2014/02/13(木) 04:29 [ 編集 ]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://oneshota.blog.2nt.com/tb.php/84-5dd8fcb8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

copyright © 2024 おねショ all rights reserved.
Powered by FC2ブログ. / NetMania