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お姉さん×ショタの小説(SS)サイトです。ショタ攻め中心、ハーレム属性。
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Case4:嫁入り前編
何でこう、女性主観は話が長いんだ・・・
でもまあ、女性の話ってこんなもんですよね!<偏見
そういうわけで、濡れ場に到達していません・・・orz



※設定再確認:高校生男子の外見・精神年齢は、6~7歳です。

去年まで女子校だった港北が共学になって、今年の一年生にはクラスに1人ずつ男の子が入りました。
港北の新入生最初のイベントは、5月の体育祭。
1~3年の1組、2組、3組・・・・・・が、それぞれチームになっての対抗戦です。
そんな訳で、放課後は1人の男の子を90人以上の女子が囲むようになりました。
私たちの2組は匠くん。
後で知ったのだけど、高校生なのにもう8人も奥さんが居るんです。
高校生にもなれば複数の奥さんが居るのは当たり前だけど、他のクラスの子は2、3人しか居ません。
匠くんの美少年ぶりと、エッチなのがよく解ってもらえると思います。

若い時は特にそうだって言うけど、小中学生の間に男の子が同級生とかに性的な興味を持つことは少ないって聞きます。
それぐらいの男の子は、やっぱりみんなおっぱいが大好きなんです。
だから小中学の教師は、平均で5年くらいで結婚できる人気職業なんです。
でも高校生にもなると、女子の方も大人っぽい娘は充分色っぽいし、身体つきだって大人の女性顔負けの娘も居ます。
そういう私だってそう。だって90人の中から匠くんに選ばれた、2人のうちの1人なんだから!

女子校って知ってると思うけど、女ばかりだから恥じらいもなくエッチな話とかを大っぴらに話すのが当たり前になっちゃいます。
2、3年生も最初は猫かぶってて、匠くんを王子様扱いしてたんです。
最初の練習で、匠くんの方からおっぱいやお尻を触ってくるイタズラをしはじめるまでは。
それでどんどんエスカレートしちゃって、みんな匠くんに抱きついたり、ほっぺたにキスしたり、服の上からだけどおちんちんにタッチするのが当たり前に・・・

でも、そんなことをしておいて言うのもアレだけど、そこから先に発展するには男の子からのアプローチが必要です。
だって、バージンは生涯の旦那様に捧げるのが当たり前でしょ?
大昔のもっと男の子が多い時代には、男の子と別れたり、結婚前に別の男の子と付き合ったりってこともあったのは知ってるけど、さすがにそんなのはダメです。
結婚しない相手に許していいのはキスまでだと思う。イマドキの女子高生だって、それぐらいは常識です。

身長が高すぎることは、私にしても2年の久美ちゃんにしても、コンプレックスがあることだったんです。
港北はスポーツで有名な学校って訳じゃないし、実際172cmの私がエースのバレー部なんて、大して強い訳じゃありません。
それに、高校に入ってからどんどん胸が大きくなっちゃって・・・
でも、モデル体型だって自分を誤魔化してた気がします。
だって、それじゃ女の子にはモテるけど、男の子にはモテないと思ってました。
もし匠くんが背の高い女が好きじゃなかったらって考えると、今は素直にコンプレックスだったって認められます。
匠くんの奥さんには、2人ファッションモデルをしてる人が居るって聞いてるから、匠くんがそんな女が好きだったってことなんです。

今日、久美ちゃんと私ははじめて匠くんの家に行きます。
初体験を学校でしてしまったのは、理想とは違ったけど、でも匠くんと結ばれたんだから良いです。
今日は他の奥さんたちに挨拶して、正式に一緒に住むのは卒業してからかな~?
そんなことを2人で話しながら着いた家は、思ってたよりもずっと大きいお屋敷みたいな家でした。
よく考えたら、匠くんと奥さんたちの9人で住んでるんだし、それだけ働いてる人が多いんだから当たり前だけど、こんなに立派だとは思ってませんでした。
門の前で2人で少し呆然としちゃいました。

ピンポーン
「はい。裕美(ひろみ)さんと久美さんね。すぐ開けるから上がって」
チャイムを押すと、私たちが何か言う前にすぐにそう言われて、門が自動で開きました。
階段を上ると内側から扉が開かれて、ナチュラル(アンチエイジングをしていない)の30前後くらいで、スーツ姿の女性が出迎えてくれました。
「いらっしゃい!」
その人が、満面の笑みで迎えてくれたのも意外でした。
9人目と10人目だなんて、1人1人が匠くんに愛してもらえる機会が減っちゃうし、嫉妬されてもおかしくないって思ってたから。

「ごめんなさいね、あまり時間が無いから、早速だけど自己紹介させてもらうわね。私はたっくんの最初の妻で、綾香です」
リビングのソファに掛けると、スーツの女性、綾香さんが話し始めました。
「それで、いつから一緒に住める?」
「「えっ・・・・・・」」
思わず久美ちゃんとハモってしまいました。
だって、ついさっきまで高校卒業してからって思ってたから。
「できるだけ早くに入って欲しいのよ。だってああいう人だから・・・・・・」
私たちはよく意味がわからず、顔を見合わせてしまいました。

「・・・・・・あの、それで匠くんは?・・・・・・」
とりあえず、私がさっきから一番気になっていたことを聞きました。
そうすると、綾香さんは苦笑気味に話はじめました。
「ああ、ごめんなさい。家でのあの人のことを知らないんだものね。たっくんは、家では寝てるかエッチしてるかのどっちかだと思っていいわ。お風呂はもちろん、食事中でも。今も奥で他の娘を抱いてるわよ」
凄いことをサラっと言われて、私たちはまた呆然としてしまいました。

すると、柔らかな印象の外見22、23ぐらいの人がティーセットを持ってリビングに入って来ました。
「あ、紹介するわ。専業主婦をしてくれてる美和よ。こっちが裕美と久美」
「よろしくねー」
「「よろしくおねがいします」」
「はじめてだから仕方ないけど、他人行儀はやめてね。私たちはもう家族なんだから。いきなり呼び捨てにしたけど、それもすぐに慣れるわ。私のことも綾香でいいから」
そう言って綾香さんは話を続けます。

「それでね、あの人がそんなだから、私だけだった時は本当に大変だったのよ。仕事にならなくて。ああ、私、小さいけれどアパレル系の会社を経営してるの。彼がモデルの娘たちを気に入ってくれて良かったわ」
紅茶でひといきついてから、綾香さんは続けます。
「最初は、他の娘が抱かれてるのを見ると嫉妬すると思うけれど、もう本当に四六時中だから、じきに助かったって思うようになるから。あれで学校では大人しくなったのは、眞由美の、中学の時の担任だった娘のおかげ。休み時間のたびに口で吸い出してあげたのと、イタズラを散々叱ってくれたみたい」
笑いを交えながら話す綾香さんの言う匠くんと、学校での匠くんは少し印象が違って、私たちはただ聞くだけになっちゃいました。

「あなたたち、10代のうちにアンチエイジングはじめたほうが良いわよ。私は仕事柄こんな年格好してるけど、たっくんの相手をするには体力あるほうがいいわ。もちろん今でも愛してるし、生理前は凄く抱かれたくなることもあるけれど、続けて5回も6回もはこの身体じゃもたないの」
ふふっと笑ってから紅茶でもうひといきすると、綾香さんは締めくくるように言いました。
「もう出かけなきゃならないから、後のことは美和に聞いてね。本当はあなたたちのお母さまにもこちらからご挨拶に伺うべきだけど、今は私の仕事が立て込んでで。じゃあ、今日はゆっくりしていって。できたら泊まって行ってね」
ほんの10分ほどだけど、ほとんど一方的にしゃべって綾香さんは出かけて行きました。

「家での匠くんの様子を見ておきたいでしょう?」
美和さんが、印象どおりのおっとりした喋り方で言いました。
でも、綾香さんの話の後だと、甘~い新婚生活みたいな淡い夢は・・・・・・
「・・・・・・はいっ、見てみたいです」
私が戸惑っていると、久美ちゃんが先に答えました。
言葉にされると私も見てみたくって、頷きました。
「じゃあ、服を脱いで下着でついて来て。新妻が来てエッチしないってことは考えられないから」
一応、ちゃんとした下着を着けてきて良かったっと思う反面、今日っていう日に匠くんとそうなるとは考えてなくて・・・・・・
でも、他の奥さんたちがそうしてるなら、私だってとも思い、言われるままに服を脱ぎ捨て、家の奥へと入っていきました。





パラレル201X | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2009/06/28(日) 16:30 ]

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