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第四章『対決!百合魔人マイ・後編』 |
ユウキはサオリの戒めをほどいてやると、その縄を手に百合魔人マイへと近づいていった。 そして、サオリに手伝わせて気絶したままのマイを縛り上げていく。右膝と右肘を括り付け、背を通してから左膝と左肘とを括り付ける。 その方面にさして知識のないユウキとサオリでは、複雑な縛り方をするのは無理だったが、動きを制限するには充分だ。 そうしてから改めてマイを鑑賞する。
レイコほどではないがサオリに劣らぬほどの豊満な乳房と無毛の股間、ここまではレイコとの共通点だったが、細部、もっと言えば末端が異なっている。 異様に大きいのだ。 双の乳房の先端の突起物は珠の大きな葡萄のようであり、秘密のサヤからはみ出したものは小梅の実ほどの大きさをしていた。 それは、口唇愛撫の多いレズならではの肥大のしかたなのだが、ユウキには知る由もない。 しかし、必死の反撃だった駐屯クンニの時には気付かなかったが、マイのその異様な肉体を改めて鑑賞すると、何かが間違っているように感じられ、正義の心を燃やさずにはいられなかった。 いまだマイは気絶したままだったが、それでも構わずにユウキは侵入していった。
嗜虐の興奮から醒めてしまったマイの秘所は、さして締め付けてきたわけではなかった。 それでも、縛り付けるまでのしばらくの間、刺激を与えられなかったユウキのベビースキンは、数度こすり付けるだけであっさりとナノマシン混じりの透明な液体をドピュドピュと吐き出した。 「ぅぅぅ・・・」 ナノマシンの力によりマイの身体が反応しはじめ、射精(だ)したばかりのユウキのものを締め付け始める。
「サオリ、ボクの前に来て」 縛り付けたマイの腕と脚の隙間にひざから先をもぐりこませ、腹部をまたいでユウキの目の前でサオリはひざ立ちになった。 ユウキはサオリの乳房に顔をうずめ、舌を這わせる。そして右手の中指をいまだに火照った肉壷へと埋没させ、親指の腹で敏感な宝石の粒をころがしてやる。 「はああん、ユウキさまああ」 なんとも甘やかでせつないサオリの息が漏れ出した。
締め付けを増したマイの肉壷は、全体がきつく締め付け密着してくるサオリのものとも、やわらかに包み込みそっと押し返してくるレイコのものとも、また違った感触だった。 入り口がきつく、ややゆるやかな肉の洞の奥にもう一つきつく締め付けてくる箇所があり、最深部はもう一度ゆるやかになっている。 奥の締め付けをカリ首が往復すると、えもいわれぬ快楽をユウキにもたらすのだった。 それはちょうど、手指で輪を作り自らカリ首をこする行為に似ていた。それを粘膜に包まれたもっとやわらかな肉で、ぬるぬるの潤滑油を溢れさせながら・・・ ユウキは手淫をしたことはなかったが、比較にならないほどの快楽であることは間違いなかった。 そして、これほどの穴を持ちながら、女を相手に無駄づかいしているマイに対して、正義の怒りを新たにするのだった。
「んくっ、くぅ・・・」 下半身から間断なく送りつけられる感触に、声をこらえながらマイも意識を取り戻す。 最初にマイの目に入ったのは、やわらかそうなそれでいて張りのある美しい女の尻と、対照的にたおやかなウエストのくびれだった。 レズドミナの嗜虐欲をそそるその光景に、思わずマイの肉壷が反応し、キュッとユウキのものを締め付ける。 「うっっ」 トクトクトクン 肉壷の蠢きに反応し、ユウキの精がほとばしる。 そしてマイは、胎内に広がってゆく熱い液体に、下腹から送り込まれてくる快感の正体を知った。 「いやーっ!オトコはいやーっっっ!」 その絶叫を無視して、下半身でマイを犯しつつ上半身でサオリを愛撫するという、倒錯した行為にユウキは没頭していく。 ユウキの細い肩を両腕で抱きしめるサオリもまた、ある種の優越感を感じながら絶叫を無視し、ご主人様の唇を求めるのだった。
「んっ、んっんっ、くぅっ」 束縛され、逃れられないことを知ったマイは、何も感じまいと必死に声を殺そうとしていた。 しかし、ナノマシンの力を借りたユウキは、容赦なくマイを蹂躙し追い詰めていく。 「んんっ、んああ」 男に対する嫌悪と、どうあらがうことも出来ずに感じてしまう身体の狭間でマイは翻弄され、混乱しつつもこらえきれずに声を上げてしまう。 そしてとうとう、マイの肉体はユウキの正義の力の前に屈服した。 ヒクヒクヒク・・・ マイの膣肉が意思によらない蠕動運動をはじめると、つられてユウキもペニスをヒクつかせたが、サオリの胎内に大量に放出した後だけに、もはやほとんど何も出なくなっていた。
子種の薄い体液には、その分大量のナノマシンが含まれてはいる。 しかし、すべての精を一滴残らず注ぎ込まれたレイコの場合と違い、前段階のものはサオリに注がれたマイの場合、ナノマシンの力で完全に精神を支配するまでには至らなかった。 ユウキに残された手段は、ただ肉体的快楽によってマイを完全に支配することだけだった。 正義の心でそれを察知したユウキは、ただひたすらにマイを犯し、同時にサオリの身体を愉しむ。 いつ果てるとも知らず、押し殺したマイと甘えるようなサオリの声音が、体育用具室にこだまし続けるのだった。
どれほどの時間が過ぎ去ったか、寒い夜の体育用具室での行為は、ユウキの下腹に別種の液体を蓄えさせていた。 このまま胎内に漏らすのは、さすがに忍びないように感じた。 だからといって、立小便のようなみっともない真似はユウキの正義の心が許さない。 愛するサオリをそのような下等な液体で汚すのも論外だった。 答えは、最初から決まっていたようなものだった。
ドロドロに汚れきったペニスを膣から引き抜くと、ぐったりともたれ掛かってくるサオリをその場にそっとよこたえ、ユウキはマイの顔へと近づく。 だらしなく半開きの口許を、あごを掴んで強引に開かせると、汚れたペニスを無理矢理に押し込んだ。 そして、液体が漏れ出さないよう左右の頬肉を押さえつける。 ちょろちょろちょろ・・・ ほとんどの余剰水分は、既に大量の射精で放出済みだったため、そう勢いはなく量も少ない。それは、はじめてのマイには救いだったかもしれない。 「のめっ!」 朦朧とした意識の中で、マイは命じられるままにユウキの尿を飲み下す。 文字通りの肉便器と成り下がった女には、それすらもご主人様に対するご奉仕だった。
かくして性戦士は、寝心地の良い枕付き肉布団(レイコ)と、専用の小便器(マイ)という生活必需品を手に入れ、愛する貞淑な妻(サオリ)との新たな生活を営み始めたのだった・・・
まだ続く
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性戦士ユウキ:完結
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[ 2009/04/04(土) 07:47 ] |
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