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とある三姉妹と隣家の兄弟・後編 |
前編
実際、亜衣は親戚のお姉さんとして、少年達に母性に似た愛情を抱いていた。 ただそれに、世間的にはなかなか認められない愛情が付随していただけだと考えている。 児童虐待だとも考えていない。一緒に入った風呂で先に亜衣の体に興味を示し、股間ものを勃起させたのは海の方であり、その想いに応えただけなのだ、と。 年齢と容姿に比して男性経験の少ない亜衣が、性交の他に勃起の解消方法を知らなかったのも無理はなかった。 古来、性に鷹揚だった日本では、早婚など珍しくもなかった。なぜ、欧米追従の価値観で、自分達の情愛が否定されなければならないのか? そんなことまで考えているのだった。 真面目というより、そうした外来の価値観に染まった姉を『主人』に犯させるのも、姉の価値観では口外できない関係に巻き込んでしまうことで、口を封じるためだった。 嫉妬はある。 しかし、姉から少年達の両親に告げ口されれば、秘密の関係が壊されてしまう。
その深い情念から、亜衣は後から抱きしめるようにして海のものに右手をそえて姉の裏門にあてがうと、自分の腰で少年の腰を押しすすめていった。 ぬるり、と海の細身のものが飲み込まれていく。 しかし尻肉にはばまれて、半ばまで埋まったところで先へとすすめなくなった。 このまま海が自由に腰を動かせば、すぐにも抜けてしまうだろう。 「海、お姉ちゃんと一緒に動いて」 亜衣は両腕で海の身体を抱きしめると、円を描くようにして腰を蠢かさせた。 「んっ、んっ」 姉の口から甘い響きを伴った呻きが漏れる。 亜美も口に含んだ乳首が硬くなりはじめていることから、長姉が感じていることを知った。
なぜ自分が背徳の関係に感じているのか、姉には理解できないだろう。 亜衣と同じく、亜矢も少年達に母性を感じていたはずだ。そのことには確信がある。 母性とは、人間の愛憎の中でもっとも性愛に近い、容易に交感可能な感情なのではないか・・・・・・それが、亜衣の考える答えだった。 同時に、姉に対する嫉妬心も激しくなる。 もし逆の立場だったら、自分だったらどれほどの歓喜を味わえたことか。 亜美も同じように感じたのか、こちらは行動に出した。すっかり硬くなった口に含んだ乳首に歯を立て、長姉を恥痛に泣かせたのだった。
「これ、すっごいキモチいいよ。なかでおにいちゃんのおチンチンとこすれてるみたい。おしりもすっごくキツくて、はむっ」 姉の身体で海が感じる感想など聞きたくなかった亜衣は、大きく首を回し込んで唇で海の口をふさいだ。 舌をもぐりこませて舐めあい啜りあう。 「はぁ、はぁ、亜衣おねえちゃん・・・」 唇を離すと、トロンとした目をして荒い息を吐きながら海がつぶやいた。 「海はどのお姉ちゃんが一番好き?」 女の業だろう。亜衣としては、最愛の海が姉を貫いているこの状況では、聞かずにはいられなかった。 「・・・亜衣おねえちゃ、はむっ」 一瞬間は空いたが、はっきりと自分の名前があがるのを確認した亜衣は、ふたたびキス攻勢に出た。 「リッくんはどう?」 2人の会話を聞いていた亜美が、姉の乳房から口を離して聞く。 「ぷはぁ、亜美ねえちゃんだよ!」 その答えに、不自由な体勢ながら嬌声をあげて陸に抱きつく亜美。 正妻と肉便器とを分かつ、亜矢にとっては残酷な2人の答えだった。それでも、あるいはそれだからこそなのか、いっそう亜矢の性感は高まっていく。
前の穴を陸が突き上げ、後の穴を海がかき回す。 陸は粘度の薄い体液をぴゅっぴゅと垂れ流し、まだ精通前の海は何も出ないものをヒクヒクと脈打たせた。 それが終わって柔らかくなりかけても、すぐに妹達の愛撫で力強さを取り戻す。 何度も、何度でも。
そして・・・・・・ 「あっ、おまんこがヒクヒクしてるよ。亜矢ねえちゃんもしかたったって、ホントだね!」 陸が声を上げて喜ぶ。この瞬間まで抱えていた、本能的なレイプへの罪悪感から開放され、すっかり4人の肉奴隷となった亜矢を犯すことへのためらいが無くなった。 「こっちも、はむっ」 何か言うたびに唇をふさがれてしまう海は、最後まで感想を口にすることはできなかったが、後ろの穴まで繋がっている括約筋が収縮するのは、海も感じ取っていた。 「もう、1人でできる?」 ふたたび唇を離した亜衣が、やさしく海に確認する。 「うん、だいじょうぶ。でも亜衣おねえちゃんといっしょがいい」 うれしい答えを聞きながらも、亜衣はそっと身体を海から離す。 「今日は2人ともお泊りしていくでしょう? お母さんに電話してきてあげる」 「うん」「うん!」 同時に少年達の元気な答えが返ってくる。 まだ、夜ははじまったばかりだった。
-了-
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とある三姉妹~:完結
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[ 2009/03/29(日) 15:22 ] |
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